咳の症状を起こす疾患

咳は、気道内の異物を排出したり口や鼻から侵入したウイルスや細菌などを体外へ排出するための反応です。
咳を起こす疾患として下記のようなものがあります。

・風邪(感染性呼吸器疾患)
・咽頭炎(クループ症候群)
・後鼻漏
・気管支炎
・咳喘息
・気管支喘息
・肺炎
・アレルギー

咳の特徴

咳には様々な種類があります。診断のために咳の音や症状が他にあるかなども必要な情報です。また、特徴的な咳の場合は動画で記録していただけると診断に有用です。

・コンコンという乾いた咳
・ケンケンという犬の吠え声のような咳
・オットセイのような低くこもった咳
・ゴホンゴホンという痰がからんだ咳
・ヒューヒュー、ゼーゼーという呼吸(喘鳴)
・咳が1週間以上続いている

当院では咳の状態や症状に応じ、処置や処方をさせていただきます。

ご家庭での対処法

・加湿器やマスクなどで乾燥しないようにする。
・咳が続く時は冷たい水を少しずつ、こまめに飲ませる。
・こまめに掃除をしてハウスダストを減らす。
・喫煙による副流煙を吸い込まないようにする。
・上体を起こして楽な体勢にする。

咳が続く場合

お子さんが元気で食欲もあるようであれば1週間程度様子をみて問題ありません。
しかし、それ以上咳が続くようなら他の原因がある可能性がありますので一度当院までお越しください。

このような咳がある場合にはすぐに受診してください

  • 異物を飲み込んだ可能性がある
  • 顔色が悪い
  • 陥没呼吸(呼吸に合わせて鎖骨の上や肋骨の下がくぼむ)
  • 肩呼吸(呼吸に合わせて肩が上下する)
  • 鼻翼呼吸(呼吸に合わせて小鼻が膨らんだり、しぼんだりしている)
  • ヒューヒュー、ゼーゼーといった呼吸音(喘鳴)が続く

〒247-0006
神奈川県横浜市栄区笠間二丁目2番1号
GRAND SHIP 2F

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