ヘルパンギーナ
ヘルパンギーナ
乳幼児の間で6月頃から流行する夏風邪の一種で、手足口病、咽頭結膜熱(プール熱)と並んで子供の「三大夏風邪」とされています。潜伏期間は3日から6日ほどです。
ヘルパンギーナの原因は、コクサッキーウィルスA群を中心としたエンテロウイルスによるものです。一度感染しても、違う型のウイルスに感染する可能性があります。
ヘルパンギーナはウイルスが原因でウイルスには抗菌薬は効きません。
基本的には、症状を抑えるために熱や喉の痛み、炎症を抑える薬を処方します。
おおよそ5日から1週間で自然に治ります。
喉にできる炎症による痛みを伴い、食欲不振になることがあります。
痛みを避けるため、熱い食べ物は避け、冷めたおかゆやゼリーなど摂取しやすいものが良いでしょう。
痛みにより水分を摂取することも抵抗感を感じてしまうことがありますが、水分補給ができないと脱水症状を起こしてしまう可能性があります。
特に柑橘系の飲み物などは口の中がしみてしまうので、牛乳や麦茶などがよいでしょう。
高い熱があるときや元気がない時以外は入ってもよいです。
日常から手洗いやうがいなどが効果的です。感染者との接触者をできるだけ避け、手洗いをこまめに行いましょう。
ヘルパンギーナは飛沫感染も感染経路としてあります。ご家族にも移してしまうリスクがありますので、外出の際はもちろん、ご家庭でも症状が出ている時はマスクを着用するとよいでしょう。
ウイルスのついた手でドアノブなどを触るとそこから接触により感染することがあります。
ご家族内での感染を防ぐためこまめな消毒を行いましょう。
①口の痛みが強くて水分もあまり飲まない時
②高い熱が3日以上続く時
③元気がなくてぐったりしている時
熱が下がって口の痛みがなくなり、元気になれば登園可能です。
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